偽の利用者
ここでは、出会い系サイトの利用者の体験談を書きたいと思う。男性利用者にとって、出会い系サイトを利用する上で気をつけたいことのひとつが、相手をしている利用者が、偽者ではないか、ということだろう。
例えば今回の利用者は、疑わしい相手に当たってしまった、格好の例と言えるだろう。今回の体験談の主の男性は、まず何人かの女性にメールの文面を必死で考え、推敲した上で送信したという。すると、そのほとんどから返信が返ってきた。彼自身、出会い系サイトを利用したのが初めてだったこともあり、これが出会い系サイトの標準なのだ、と無邪気に喜んだ。
そしてその中からもっとも彼の理想に近い数人の女性とやりとりすることを決めた。しかし、ここから彼は少しずつ彼女らに疑惑の目を向けるようになる。そうなってしまった大元の理由は、まずこのサイトのシステムがポイント制だったことにあった。彼女らとやりとりするごとに、ポイントがかさみ、利用料を払わなければならない。
彼はポイントが増えすぎることを危惧して、セーブして利用していたのだが、相手がまるでこちらの懐具合を知っているかのように、もう少しやりとりすれば…というところまで会話が進んだところで、セーブした金額に達してしまっていたのだと言う。彼が相手をサクラだと感づいたのは、相手の女性の一人が、違う男性利用者に送るつもりで、間違って彼に送ってしまったメールが原因だった。
そのメールの内容は相手の話に合わせたせいなのか、住んでいる地域も年齢も、ことごとく違っていたという。そこで彼は、相手がサクラだと判断し、退会することにしたのだった。
